金沢市の美味しい記憶とオススメ

現在、金沢市でカウンセリングをしている筆者ですが、アメリカ・カナダ・ミャンマー東京・神戸・埼玉などに住んだ、または滞在したことがあります。そういった経験を踏まえた上でも、金沢市(石川県)のコレが素晴らしいと思うものをご紹介したいと思います。
特に今回は美味しい記憶について書いてみたいと思います。え、なぜ、カウンセラーがそんなことを書くか・・??それは、食は心の栄養にもつながるからです ^^
ウマウマと美味しいものを食べると、モヤついた気分もマシになったりしますものね🎵
五色饅頭(ごしきまんじゅう)
「食べてください」と書いたばかりで恐縮ですが、近年なかなか手に入らなくなった伝統的な和菓子をまずはご紹介させてください。

幼少期の記憶では、手前の白い大福が緑色のパウダーをつけてあることも多かったです。奥の赤い大福の緑バージョンですね。
子供の頃、結構、頻繁に家にあったということは、結婚式の引き出物(最近はこれくらいしか見ないらしい)以外にも普通に贈答用として金沢では買えたのだと思います。
どれが好きか話し合ったり、誰がどれを取るか選ぶのも楽しいんですよね。
親戚の人は断然、アンコ(黒い丸の羊羹っぽい食感のもの)派と聞きましたが、アンコは特に昨今、手に入らないので、勝手に気掛かりになってます 笑
こんな素敵な伝統和菓子、ずっと普通に金沢で買えたらいいのになぁって思います。
なお、黄色のいがらまんじゅうは、わりと手に入りやすいです。金沢駅でも買える、越山甘清堂のものをよく食べます。
輪島の朝市では、作りたてのホカホカないがらまんじゅうを食することも出来たのですが、2024年の能登半島地震で朝市自体が焼失してしまいました。大変残念ですが、復興・新しい芽吹きが生じるよう祈りたいです。
大きな鯛の蒲鉾(かまぼこ)

幼少期にはしっかりと家庭に浸透していた大きな蒲鉾。子供の顔ほどある巨大な蒲鉾は、日常に食するものではなく、結婚式などめでたい他に贈答されるものでした。
なので、ちょっと特別な感じですし、しかも、本当に大きいのです。鯛に限らず、鶴とか亀とか、寿の文字が書いてある巨大なものとか、いろんなバージョンの蒲鉾がありました。
ああ、この人の引き出物はこんなデザインなんだとか、そのデザイン性も楽しく見ていた記憶があります。
これも、金沢の伝統的な素晴らしい食べ物だと思うのですが、最近は結婚式の引き出物としても見なくなって残念です。ちなみに金沢駅ではそこまで大きくないにしても鯛の蒲鉾が売っているようですよ。
園八(えんぱち)のあんころ
勝手にライバル心を燃やして恐縮ですが、伊勢の赤福と比べても、断然、石川県の園八のあんころの方が美味しいです。
しかし、知名度は断然、赤福。
こんなに園八のあんころが美味しいのに・・・とは思いますが、この園八のあんころには有名になりきれない原因もあるのです。
それは賞味期限がその日のうちだということ。なので、贈答できない→知名度に限界ができる、というわけです。
この園八のあんころは、幼少期からありました。笹の葉に包まれて、あんころはほのかに笹の良い香りがします。お餅はモチモチ柔らかい。そして、なんてアンコがお上品なの・・・!
是非、金沢に来た時はお召し上がりください。
山野草(さんやそう)
金沢市は和菓子が有名です。しかも、私の祖母は茶道の先生でしたので、なおさら、幼少期はお茶菓子用に頻繁に和菓子を食していたものです。
その和菓子の中でも、私のお気に入りだったお茶菓子として、山野草があります。

山と、草と、野で、3種類がありますが、絵に描いたのは野です(多分)。私の中で、山と野は、ほぼ同じ扱い。山は上の方のフワフワした黄色のところが、茶色になってて、山の地面を表していると思われます(多分)。
草だけ大きく異なる食べ物で、販売元の芝船小出のホームページをみると『「草」は小豆の入った生地に加賀の丸芋を使用し、かるかん風に蒸し上げました。(製造休止中)』となっており、なぜか製造休止中。
とはいえ、この山野草はわりと今でも金沢市なら手に入りやすい、メジャーな和菓子と認識しています。
この、山と野に共通している、緑色のボロボロとした甘い部分と、フワフワした上の部分が合わさるととっても美味しいのです。
しかも名前もいいではありませんか。緑の部分は野の草(「野」と「草」でいつも混乱します・・・汗)をはんでいる牛のイメージで、朗らかで、優しい感じがします。絵を描いていたら、また食べたくなってきちゃいました。買ってこようっと。
加賀志きし
今でも買うことはできますが、現在、あまりメジャーでない位置づけなのが加藤晧陽堂の「加賀志きし」。
私的には、「るるぶ」などで紹介される金沢名物は現地の人の肌感覚とちょっとずれる気がします(といっても、途中で金沢を出た私・・・)。商業的にアピールが上手なところがメジャーとなって残るものなのかもしれません。
小さいころ、とりわけ魅了されたお菓子が「加賀志きし」。美しいだけで、もう子どもからしたら特別です。
お味はほんのり甘く、上品な感じ。うちわの形だったり、長方形だったりといくつか種類がありますが、どれも軽いので荷物の負担を軽くしたい旅行者には、イチオシのお土産です。
ただ、残念ながら金沢駅では購入できないようです。これが、今はメジャーと言い切れない証拠でしょう。頑張れ、加賀志きし!私は応援してます。

芝寿しの「笹寿司」
ようやくですが、食事のメインになる美味しい食べ物をご紹介しましょう。
金沢で自慢できる伝統的食べ物として、笹寿司があります。私は幼少期から芝寿しの笹寿司をよく食べていました。そして、正直なところ、食べ飽きていました・・・。しかし、大人になり金沢を出た後、繰り返し思ったものです。「あの、芝寿しの笹寿司が食べたい!」と。
この笹寿司にかわるような食べ物は他の場所ではありません。ですので、笹寿司への欲望をおさえるため、金沢に行ったときは、必ず笹寿司を食べていたものです。メジャーなので、どこでも買えます。金沢駅でも、イオンを含む大手スーパーでも、あるいは直々に芝寿しのお店にいっても、もちろん手に入ります。
ちなみに芝寿しは笹寿司以外にもおはぎとかお弁当とかいろいろ売っています。笹寿司派の私ですが、最近、感動したのは「北陸3県限定 期間限定 芝寿しの海苔弁 極 銀だら」です。ナニコレ?めっちゃくちゃ美味しいんですけど!?って思いました。銀だらは深みがあるお味で、海苔との調和が素晴らしい。
お値段はやや高め、税込み1490円です。しかし、おいしかった。
こんな風に芝寿しをこころゆくまで満喫しているのです。が、最近はやはり食べ過ぎて、特に正直、笹寿司には飽きてきているという、幼少期と同じルートを辿っています・・・。


